ドライアイの治療（IPL治療）

ドライアイの根本的治療を行う IPL治療機 M22

IPL（Intense Pulsed Light）治療は新しいドライアイ治療法です。
IPL治療のドライアイに対する良好な効果について、国内外の学会や論文で続々と報告されています。
2021年には米国食品医薬品局（FDA）がルミナス社製M22を「マイボーム機能不全を伴うドライアイ」のIPL治療器として承認しました。
当院ではこの「ルミナスM22 IPL システム」を導入しています。

マイボーム腺機能不全とIPL

ドライアイの原因の多くに油膜をつくる脂が関係していると言われています。
脂が足りなくなる最も大きな原因はマイボーム腺機能不全です。
眼の器官の一部であるマイボーム腺には、涙に必要な脂分を分泌する働きがありますが、そのマイボーム腺が汚れや炎症のために詰まってしまうことがあります。
この状態がマイボーム腺機能不全です。
そうなると、涙に必要な脂分が十分に分泌されず、涙の成分バランスが悪くなります。
その結果、眼に十分な潤いを保つことが難しくなり、目の乾きや痛みなどのドライアイ症状に繋がるのです。

IPL治療は、特殊な light（光）をあてることでマイボーム腺の詰まりを解消し、炎症を改善、涙の油層を正常化しドライアイを改善します。
その治療効果は、国内外の学会でも大きな注目を集めており、ドライアイ症状の改善を示す良好な臨床データが続々と報告されています。