目のコラム

  • 公開日:2024.11.25
  • 最終更新日:2024.11.27

後発白内障とは?

白内障の手術は、水晶体の袋を残して濁った水晶体を取り、その中に眼内レンズを入れます。しかし手術後、数ヶ月〜数年すると、残した袋が少し濁ってきます。これを後発白内障、と呼びます。

濁りが強いと、まるで白内障がまたおこってきたように、霞んできたり、眩しく感じたりします。

しかしこれは白内障ではありませんし、レンズが濁ってしまったわけでもありません。あくまで“袋“の濁りなので、レーザーで簡単に治療することができます。

これはヤグレーザーと言って衝撃波で袋の中央に小さな穴を開けるものです。治療は5分ほどで終わりますし、痛みもありません。処置後はすぐに見えるようになります。

 当院に定期検診されている場合は所見があればもちろんお伝えしますが、心配な方はどうぞお知らせください。

出典:https://www.santen.com/jp/healthcare/eye/library/cataract/20860